駅まちreport_06開催しました

9月27日(金曜日)19:00〜「駅まちreport_06」を開催しました!!

9月30日をもって基本設計業務のために開設していた「駅まちプロジェクト事務所」をいったん閉鎖するので、その締めとして、これまでにやってきた業務の現段階での成果を皆さんに報告させて頂きました。

今回は事務所の斜め向かい(ココレッタ1F)にある「Tink Tink」というcafeとのコラボでコーヒー付きです。report参加者から、丸ぼうろの差し入れもあり、これまでとはちょっと違った楽しみも感じられるreportとなりました。ちなみにこの「丸ぼうろ」は延岡の和菓子の老舗「七万石」のもので、延岡育ちの私は赤ちゃんの頃から、この丸ぼうろを食べ続けています。飽きのこない誰にでも愛される美味しさです。

今回のreportは3部構成で、これまでより30分延長プログラムで行いました。
まず第一部では、コラボした「フィーリングファクトリー cafe/TinkTink」さんにお話をして頂きました。このお店はSHOPとCAFEが一緒になった素敵なお店です。
以前、この日誌にも紹介させて頂きましたが、こちらのcafeには私たちもよくランチを頂きに行きます。

http://d.hatena.ne.jp/nobeoka-project/20130621

「フィーリングファクトリー」の川野さんは、こよなく延岡を愛していて「I 💛 Nobeoka Enjoy Shop&Cafe」をお店のサブタイトルに掲げ、Shopでは延岡の良いもの、延岡の素敵な商品を取り扱っています。パンフや映像で延岡の魅力を紹介する情報発信も行っています。お店の外にはベンチが置かれていていますが、そのベンチに座って夢を語るとその夢が叶うらしく、数々のエピソードが生まれているそうです。通称「ドリカムベンチ(Dreams Come True Bench)」と呼ばれているそうです。乙女心をくすぐる企画です💛💛💛
「cafe TinkTink」はパスタ、カレーなどのメニューがあります。延岡産のお米から生まれた米粉100%のパスタ、米粉パンが頂けます。シェフの片寄さんこだわりの一品一品は、どれも絶品! どれもお勧めです!
実は、フィーリングファクトリーの川野さんは、2年前の「駅まち市民ワークショップ」からこのプロジェクトには参加されていて、山崎亮さんのまちづくりに対する思いに刺激を受け実践的に駅まちにお店をだされた方です。今回のreportでは、駅まちに対する熱い思いを語って下さいました。

第二部、三部では、この6ヶ月間で具体的に行った業務内容とその成果を、駅まちプロジェクトメンバーの山根、遠藤、森迫3名から発表させて頂きました。

 

駅まちプロジェクト事務所で得た事を3名だけで抱えておくのではなく建築士のメンバーと共有し合い、共に考えようと始めた「駅まちreport」も、この事務所の閉鎖のため今回いったんの締めを行いました。

ただ、「駅まちreport」をこれで終わらせる訳にはいきません。
このプロジェクトはまだまだ続きますし、「延岡駅複合施設」の竣工をもってこのプロジェクトが終了ということでもないからです。

「駅に人が集まる仕掛け」をコミュニティーデザイナーの山崎亮さんや、デザイン監修者の乾久美子さんが、いま延岡に組み込もうとしています。その仕掛けにより駅に人が集まる施設が完成し、街に賑わいが生まれると思いますが、本当の意味で延岡が元気になるのは、5年、10年・・・もっと先になるかもしれません。その頃にはおそらく山崎さんも、乾さんも、もう延岡にはいないと思います。
そのために私たちは、出来る限り今のうちに一流のコミュニティーデザイナーや建築家の考えを吸収し、10年後、20年後に延岡の街が間違った方向へ進んで行かないよう、頑張らなければなりません。

プロジェクトチームの一員として、地元の建築士として、いま私たちに出来ることは自分たちが成長することだと思っています。
そういう意味でも「駅まちreport」を続けていくことが、いまの私たちに与えられた使命だと感じています。

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