商業者の皆さんとの意見交換会

延岡駅近隣の商業者の皆さんと、駅周辺整備プロジェクトでコミュニティデザインを担当している山崎亮さんとの意見交換会が11月30日(水)に実施されましたのでご報告いたします。この意見交換会は、現在市民が主体となって取組んでいるワークショップと連携して、商業者としてできることを進めていくために設立された団体「VOCのべおかNEXT」が主催しました。先日放映されたNHKクローズアップ現代ですっかり全国区になった(?)幸町商店街の内田さんの挨拶にはじまり、和やかな雰囲気で会が進行されました。

延岡市中心市街地活性化推進室の野々下さんからは、駅周辺整備プロジェクトとの概要と、これまでの事業の経過(駅まち会議や市民ワークショップなど)について説明がありました。また、山崎さんからはプロジェクトにおけるソフトの仕組みづくりの内容と、そのために商店街との連携を図ることの必要性についての解説がありました。

意見交換では、これまでの商店街の取組の中で感じている課題などについて各自がコメントし、それらに対して山崎さんが応える形でざっくばらんに進められました。

商店街ではこれまでイベントの開催などで労力をかけてきたものの、イベントで商店街に人を呼び込んでも肝心の商売に手が回らないというような悩みも挙げられました。そういった課題に対しては、現在ワークショップで検討している「市民がやりたいこと」を駅前から商店街のエリアまで展開してもらうことで、うまい連携ができるのではないかという話になりました。今後は、新しい駅舎がオープンするまでの期間においても、商店街の空店舗や空地を活用した社会実験など、市民ワークショップの取組みと積極的に連携していくことなどが確認されました。

駅まちの取組がますますパワーアップしていきそうです!

daigo