駅まちreport_01 開催しました


5月31日(金曜日)19:00〜、栄町の駅まちプロジェクト事務所にて「駅まちreport_01」を開催しました。
4月から東京、九州、東北地方と延岡駅周辺整備の参考になりそうな事例を視察して回っていますが、そこで得た情報を駅まち事務所のメンバーだけで抱えているのではなく、延岡の建築士会の方々とも情報を共有し、今後の議論の際に役立てられればと思いこの報告会を企画しました。

第1回目は練習と様子伺いの軽い気持ちで「3名くらい来て頂ければいいか!」「今週の金曜日にやってみようか!」と、数日前の企画、案内だったのですが、延岡の建築士会の方々の延岡駅に対する情熱は相変わらず熱く、急な案内にも関わらず当日は13名の方が来て下さいました。

今回の報告会では、「延岡駅周辺整備の概要説明」を10分行った後、東京周辺の事例3件について20分報告させて頂きました。その後、参加者からの質疑と意見交換会を30分行い、ちょうど1時間のプログラムとなりました。

「fab Café」「ツーリストインフォメーションYANESEN」については、このブログでも紹介させて頂きましたので、その内容を少し具体的な要素も添えて報告し、合わせて「town design café」の紹介もしました。

http://d.hatena.ne.jp/nobeoka-project/20130425/1366898044
http://d.hatena.ne.jp/nobeoka-project/20130513/1368397405

今回紹介したのは、どれも都会だから成功している大規模で手の届かないような事例ではなく、延岡でも真似出来そうな考え方、運営方針をもった事例です。

「fab café」や「town design café」は、小さな一つの空間を多機能に利用する、いわゆる「小さな複合施設的な空間」であり
「town design café」は、街の身近な魅力を自分たちで見つけて来てタウンボードに書き込む、そんな「情報発信の基地」となる存在であり、
「ツーリストインフォメーションYANESEN」は、立ち寄った観光客をただ通過させず、地域の人々に関わりをもたせ、観光客と地域の交流を生み出す「参加型まちづくりの 核 」 となる存在であり、
どれも、延岡でも取り入れられそうなスケールの運営方針をもった事例です。
これから、「のべおか駅まち」を考えていくうえで、何らかのヒントになれば良いなと思います。

今後、この「駅まちreport」は隔週、金曜日の19:00〜 計8回にわたって開催する予定です。

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