駅の東側

先日、延岡に打合せのためにお伺いしましたが、少し時間があったので駅の東側を歩いてみることにしました。いわゆる中心市街地といわれるエリアや、今山といった有名スポットの多くは駅の西側にあるため、実はこれまで駅の東側をじっくり歩いていませんでした。

延岡駅の駅舎はホームの西側にあります。駅の東側へは陸橋(東西自由通路)を渡ります。今回の駅前整備事業でも、この自由通路の架け替えが計画されています。

駅の東側から見た延岡駅です。駐車場と貨物用の搬入路があって広々としています。プラットホームは見えますが、向こう側の駅舎までは見ることは難しい感じです。

貨物駅の隣には、倉庫が並んでいます。現在は空いている倉庫も多いようで、これから駅前整備と関連して何らかの活用ができるかもしれません。

東側(駅から離れる方向)に10分ほど歩いていくと、国道10号(延岡バイパス)にあたります。結構交通量が多いです。歩いている人の姿は少なく、駅の東側は特に車中心といった印象を受けました。特に目的地もなく歩いていましたが、海辺方面に行ってみようと思い、スマートフォンの地図アプリを頼りに海側に歩くことにしました。

国道10号を少し北上してから大武川沿いに海を目指すことにしました。住宅も結構多くて、鯉のぼりの姿をたくさん目にすることができました。もうそんな季節なんですね。この地区には子どもがたくさんいるのでしょうか。天気も良くて気持ちよかったです。ただ、思ったより海まで遠い。。。Twitterでそんなことを呟いていると、地元の九州保健福祉大学の先生から「駅前でレンタサイクルできたのに」という返信が。その手があったんですね。。。ちゃんとリサーチしてから歩くべきでした。

なんとか海辺までたどり着きました。そこには疲れが吹き飛ぶくらい美しい景色が広がっていました。北川と大武川の河口には干潟が広がっていて、鷺などの水鳥がたくさん飛来していました。山・川・海がセットになった延岡らしい風景だなと感じました。なかなかの穴場スポットかもしれません。

帰りは祝子川の土手に沿って歩きました。ここもすごく気持ちが良かったです。どうしても駅の西側に目が行きがちですが、東側にもまだまだ見ていない面白いスポットがありそうです。延岡駅に限らず、鉄道路線周辺ではエリアが分断されるため「東西問題」とか「南北問題」などといった話をよく聞きますが、延岡でも駅の東側についてもきちんと考えていく必要があると実感しました。

それと、運営事務局用の自転車も確保したいところですね。。。

daigo