青山にて延岡発見

建築の師匠の事務所を訪問するための手みやげを探しに、東京の青山にある高級スーパー紀ノ国屋を訪れところ「延岡」を発見。レジの前に、あの破れ饅頭が鎮座しているではないですか!怒られないようにびくびくしながら撮影したのでものすごく手ぶれしていますが、破れ饅頭のアイコン「手からこぼれ落ちる小豆」がみえるかと思います(棚の最上段左側に注目)。

こうした高級スーパーは取材力がすごいですね。あまり知られていない地元の名品みたいなものを見つけてきては、さりげなく売っていたりする。紀ノ国屋のバイヤーに見いだされるためには、かなりキャラが立っている必要があると思いますが、破れ饅頭の魅力はパッケージだけではないのかもしれないのかもしれません。事務所に帰ってきて、残っていた(4/15にいただいたもの)破れ饅頭をしげしげと眺め回していたら、餡と皮の関係性がおかしいことに気づきました。通常の餡:皮=1:1(重量比)とすると、破れ饅頭は4:1ぐらいあります。餡が皮にくるまれているというよりは、餡の塊に皮の片鱗がくっついているといった具合で、つまりは饅頭としての形式がほぼ失われているわけです。さすが紀ノ国屋に並ぶだけあって、かなり独創的なのではないでしょうか。ううむ、見直しました。

ここで破れ饅頭そのものの写真を掲載すべきところでしょうが、ここはあえてやめておきます。興味のある方、どうぞご自分で購入して確かめてみてください!

またもや食べ物の話でした。失礼。
inui