チャンポン

以前ご紹介した三共食堂のご報告です。まちの楽しみのひとつは食べ物です。ということでついついグルメブログ的になることをお許しください。


まずインテリア。思った通りの雰囲気で、お店にはいったとたん嬉しくなりました。ガラスケースの中のオレンジジュースとか、ビールとか、お土産の人形がいいですね。ガラスケースの利用方法としてちょっとおかしいのだけど不思議と違和感がなくてたまりませんね。メニューの下にある値段にも驚きました。学食並みですね。素晴らしいです。


そんなふうにふむふむとインテリアを眺めていたら、念願のチャンポンが登場しました。おお、悪くない雰囲気。一口たべてみると、、むむむ、これはチャンポンというよりはタンメンでは。長崎ちゃんぽんリンガーハットででてくるような豚骨スープを期待していたところ、あっさり塩味でした。延岡の家庭のチャンポンは豚骨ではない場合が多いそうです。三共食堂のものはそのあたりを忠実にまもっているとか。タンメン的な味にやや批判的な気持ちで食べ始めましたが、三口目あたりから塩加減の絶妙さ、スープと麺との相性、ちょうど良く火がはいっている具などの良さがわかってきました。「いや、これはおいしいですね!」とホクホクしながら食べていたら、一緒に食べていた市の担当者の方に「じゃあ、次はソースをかけてみてください」とソースを手渡されました。チャンポンにソース?といぶかしく当人を眺めていたらドバドバとウスターソースがチャンポンのスープの中に注がれていくではないですか。ううむ。延岡のごはんって私の味覚にあうわ〜と思った矢先のことでしたので、ちょっとしたショックを味わうことに。やはり味の文化は土地によっていろいろですね。


店内全体はこういう感じです。なんかこう、完成してますね。特に気に入ったのは半間のお座敷席です。味も雰囲気もとても気に入ったので密かに延岡のベースキャンプにしようかと考えています。

inui