イロドリノセカイ

はじめまして。まちづくりセンターのTanaka-Yuです。
今回からブログ・デビューです。
どうぞ、よろしくお願いします!

さて…12/24(土)クリスマス・イヴ。延岡駅前がキャンドルの暖かい光に包まれました。

今回のイベント「Delight Kisses Candle Night〜延岡駅から愛を込めて〜」は、毎年すみえ海水浴場で「サウンドビーチすみえ」という複合イベントを行っている木原慶さんを中心に、市民のみんなの力で作ってきたイベントでした。


私も可能な範囲で関わらせていただきました。


まずはキャンドル自体をみんなで手作りする所からでした。駅前の空き店舗を利用してキャンドル作り。これは廃油キャンドルと言って、使用済みの油のリサイクルなんです。中にはチキン南蛮を揚げた油なのか、ほのかにチキン南蛮の香りがする廃油キャンドルもあったとか…(笑)市民の皆さんに呼び掛けると、ほんとにたくさんの方が集まって下さいました。この日はココレッタの広場で「インターナショナル・クリスマスパーティ」もあり、とても賑やかな駅前でした。


24日の当日は、お昼前からキャンドル並べを行いました。主催者の木原さんはおおかたのアドバイスだけして、あとは「みんなの好きなように、みんなの感性で並べてね!」と、あくまで“市民のみんなでこの場をつくる”姿勢でした。

そうして次第に暗くなってきて、キャンドルに灯りがともり始めました。


キャンドルの明かりを灯すのも、当然、市民の皆さん。ひとつひとつ、丁寧に灯していきます。


キャンドルの明かりは美しいですね。空気と一緒に灯も揺らめいて、とても幻想的な空間になりました。


会場にはDJが奏でる“イイ感じ”のBGM。暖かいコーヒー、そしてホットワイン。オシャレなベンチや、ストーブも用意されました。




夕方は親子連れがたくさん来てくれました。子どもたちはこの色とりどりの世界を、きっと心に刻んだ事だろうと思います。
すっかり日が落ちると、今度はどこからともなく身体を寄せあいながらカップルが現れ、この風景と雰囲気を愉しんでいました。そして夜の街へ消えていく姿はとても印象的でした。

TwitterFacebookなどのSNS上では、その日の夜は「とても綺麗だった!」「駅前がすごくいい雰囲気!」と話題が絶えませんでした。



市民のみんなが知恵を絞り、手間ひまかけて作り上げた彩りの世界。その空間は訪れた多くの市民に笑顔を与えていました。駅前で出来ること、一つまた大きな可能性を見出すことができた夜でした。

Tanaka-Yu