第5回 延岡・駅まち市民ワークショップ

2月25日(土)に行われました、『第5回 延岡・駅まち市民ワークショップ』の様子を報告します。

開催が土曜日の昼間なので「参加者が少ないのではないか」と思っていたのですが、60人近くの方が集まって下さいました。

今回の目玉はなんといっても乾久美子さんのデザインした「新駅舎周辺模型」の披露…!今年度最後のワークショップ(以下、「WS」)ということもあり、とても盛り上がりました。

まず山崎亮さんから、いままでのWSのふりかえりがありました。

今年度出てきた色々な意見。「駅まちでいろんなことをやってみたい」…初めは夢物語だったけれど、WSを重ねるごとに少しずつ具体的に進んでいることが実感出来てきました。

「みなさんが駅まちでやってみたいことは、乾さんがこのようにしっかりカタチしてくれています!」山崎さんが乾さんにバトンをつなぎます。

まずJRの社長にプレゼンテーションした動画(幸町・内田憲児さん作成)を皆で鑑賞し、ついに乾久美子さんによる新駅舎周辺模型の説明が始まりました。


実物を見ながらの解説では様々な質問も飛び交いました。みな、興味しんしんです。模型の前には人だかりができました。


そして後半。模型を見た上で感じたことの共有です。
「新駅舎周辺の第一印象は?」
「新駅舎周辺でやってみたいことは?」
そして「新駅舎周辺のキャッチコピーを考えよう!」
をテーマに、“ワールドカフェ形式” でテーブルワークを行いました。
質問が変わるごとにカフェ(それぞれのテーブル)に集う人が変わり、様々な意見・感想を聴くことができました。

実際に新駅舎周辺の模型を見た後だったので、どんどん具体的に意見が出てきました。中でも最後の「新駅舎周辺のキャッチコピー」発表は、大変盛り上がりました!

「あなたとつながる緑と光の街」「みんなで色つけよ」「これが噂のスケルトン駅」「魅せます見えます隠せま線 のべおか」…。

この他にユニークなキャッチコピーがいろいろ出てきました。WS参加したみなさんの新駅舎周辺に対する想いや期待が、具体的にキャッチコピーという言葉としてそれぞれの心に残ったのではないかと思います。
最後に次年度以降のおおまかなスケジュールを確認して、今年度最後のWSが無事終了しました。

次年度以降は、駅まちで行われる色々なプログラムを担う新たな市民活動団体の発掘や、新しい市民チーム(第4回WSから見えてきました)の結成、そして秋には駅まちで実際に社会実験をやってみたりと、色々な事が具体的に動いていきます。
今までWSに参加してくださった方々は述べ200人もいらっしゃると聞いています。その200人を中心にじわじわと仲間を増やしていき、多くの延岡市民が駅まちの賑わいづくりに関わってくれたら、と考えています。

私はその、駅まちの調整役(コーディネーター)候補として奮闘中です。出会った人とのご縁を大切に、日々精進したいと思います。もちろん、楽しみながら…!

Tanaka-Yu