2月2日、延岡・駅まち市民ワークショップ報告会

2月2日「延岡・駅まち市民ワークショップ報告会〜ワークショップから生まれた新たなカタチ」が開催されました。久しぶりの開催でしたが、80人を超える市民の方々が集まりました。

まずは、3つのことについての報告がありました。昨年度のワークショップで出た意見から生まれた、みんなでつくった新たなカタチ「延岡駅周辺整備基本計画」、基本計画が出来上がるまでの過程を分かりやすくまとめた「コンセプトブック」、そして「駅の周辺で行なってきた様々な取り組みについて」の3つです。

後半のワークショップは、新たにできる駅舎や駅広場だけでなく、商店街や空き店舗、みちばたで"あなたが"「できること」「したいこと」のアイデアを出す、というものでした。そこでは多数の意見が出て、すぐにはまとめきれないほど。新たなスタートの熱気を感じます。

延岡駅周辺整備基本計画」の報告は、デザイン監修者の乾久美子さん。市民活動のステージとしての駅づくりやその方針をはじめ、駅舎の基本的なコンセプトのついての説明がありました。『「駅からはじまるまちづくり」ということではじまったプロジェクトだったが、今「まちからはじまる駅づくり」の動きも見えてきて、非常に楽しみになってきた』というコメントはとても印象的でした。

「コンセプトブック」の報告は、新建築社の橋本純さん。コンセプトブック作成の意図や意義、そして延岡ならではの他にはないプロジェクトの進め方「延岡方式」についての説明がありました。「コンセプトブック」を使い「延岡方式」を誇りを持って全国に発信することで、より延岡全体が盛り上がっていくことを期待されていました。

私は延岡市民協働まちづくりセンター|NPO法人のべおか市民力市場として、「駅の周辺で行なってきた様々な取り組み」について発表させて頂きました。色々な方のフォローがあって、無事しゃべりきることができホッとしています(笑)。

この一年、駅周辺の商店街や駅前広場でやってきた「七夕まつり」「駅まち市場音楽祭」「Delight Town of X'mas」の報告、四畳半カフェから小さな活動が飛び出している事例の報告、それから、駅周辺での市民活動をサポートする組織の必要性について発表しました。

ワークショップも盛況でよかったです。本当にたくさんの意見が出て来ました。
今年行われる七夕まつりを具体的な目標に定めて、面白そうなことや実現できそうなことを拾い上げ、それらを提案してくれた人を中心に実際にやって行きましょう、という流れになりました。

ここでの盛り上がりを、その時だけのものにするのはもったいない!できることから、すこしずつ「本当に」やっていくことが大事だと思います。

まずは今年の七夕まつり。商店街の中で遊んでみたい方、ぜひ私たちと一緒に、にぎわいを作ってみましょう!

tanaka-yu