駅まちプロジェクト事務所からみえる風景

こんにちは。乾久美子建築設計事務所の高柳です。このブログ初投稿です。
普段は東京の事務所で延岡のプロジェクトの作業を進めています。
今後ともよろしくお願いします。

いつもは東京の事務所と延岡の駅まちプロジェクト事務所とをSkypeを通して打合せをすることが多いのですが、先日は延岡に行っての打合せを行ってきました。駅まちプロジェクト事務所もずいぶんとまちの中でなじんできているようでうれしかったです。


入口には計画中の駅周辺計画の模型が飾られています。

子どもたちがガラスにべたっとくっついて模型を見ていたりするのだそうです。ガラス越しの、言葉は交わさないけれどもコミュニケーションが行われている、というのが重要だと思っています。外から見て「何かわからないけど、面白そう」「声をかけるほどではないけど、何かやってるみたい」と日常の中で思うことがすでに言葉にならないコミュニケーションがはじまっていることなのかなと思います。

またガラス越しの風景というのは、外から中の様子をみるだけでなく、中の人が外のまちの様子についてもより敏感になる面もあると思います。

駅まち事務所での打合せの合間にガラス越しに撮ったワンショット。

お話している姿がとても楽しそうで、いい雰囲気だなぁと思いました。何を話しているのだろうか、視線の先にある七夕祭りの飾りのことだろうか、と想像していました。閉じた空間ではなくてこのようにまちの中にあふれだすことで言葉を交わさずに、まちや人とのコミュニケーションがはじまるきっかけが増えていくのかなと思いました。

これから駅まち事務所の模型も計画の進行とともに進化(変化)していくと思います。
ぜひ一度見にきていただければうれしいです。

今後ともよろしくお願いします。

takayanagi