Tink Tink 平日のお昼に人が集る場所

ここ最近のお弁当シリーズを除くと、久しぶりに延岡グルメ情報です。
今回はココレッタの1F角にあるTink Tinkというカフェレストランです。

まず、入ってびっくり。。。人がたくさんいます!
20代〜40代くらいの比較的若い人たちが食事をとっていました。

メニューは延岡の地の素材を生かしたものが多く、今回はおすすめの米粉のパスタをいただきました。
ほんとおいしいですよ!腹持ちも良いです!

平日の昼ということもあり、お客さんの多くは子連れのお母さん達です。
おしゃれで、こじんまりしていおり、かつゆっくり滞在できる雰囲気の場所があれば、
若いお母さん達がまちなかに出てくるのかもしれません。

さらに、目の届く範囲に子供が遊べる小さなスペースがあれば、、、、などと考えてしまいます。
1年365日のうち、「平日の昼」という時間が大半を占めていることを考えると、
子連れの若いお母さんというのは、一つのキーになりそうです。
このお店のおかげで、延岡の中心市街地でもその可能性あることを実感できました。

yamane

駅まちピクニック02

先週、お昼どうしようかスタッフで話し合っていたところ
ふと以前、向かいのウナギ屋さんから紹介された「まつい弁当店」というお店があることを思い出し行ってみました。

まつい弁当店は山下新店街の入口にあります。
ちょうどこの写真の右側オレンジ色のオーニングがあるお店です。

配達もあるようなのですが、今回はピクニックの場所探しも含め直接お伺いしました。
待合所?のような場所があり、街に開いているので弁当を待っている僕らをみて、また別のお客さんが足を止めていきます。

今回は山下新店街にある、ごもくろ広場です。
ごもくろ広場の前には誰でも使えるベンチとテーブルがるので食事するのにうってつけです!

山下新店街はアーケードがあるので、お昼の時間は散歩される高齢者の方が多いです。
みなさん通り過ぎるときに「おいしそうね。」と一声かけてくれますw

次回また気が向いたときに開催します。

yamane

かっこよい銭湯。喜楽湯。

延岡の本町に「喜楽湯」という銭湯があります。
なかなか良い銭湯だという噂を良く耳にしていたので、見学しに行きました。

噂通りというか、噂以上にすばらしい建物でした!
木造板張りで、水色と茶色を基調とし塗装されています。

塗装も何度か塗り直した後があり、すごく丁寧に塗装されています。
また、ガラスも水垢などなく、かなり手入れを頑張られているのだなという印象を受けます。

さりげなく、風呂桶や風呂椅子の色も水色、青系に揃えているあたりが心憎いです。
鏡が最小限しか無いないので、普通の銭湯とは少し異なった雰囲気となっています。

基本的には、おじいちゃんとおばあちゃんがお客さんですが、この場所にいると少しかっこよく見えたりもしますw
延岡に宿泊する際は、ここお薦めです!

yamane

(仮称)駅まちピクニック_01

先週、梅雨の中休みに事務所のメンバー三人でピクニック(のようなもの)を行いました。
最近少し「駅まち」という言葉を乱用しすぎの感はありますが(笑)
とりあえず、(仮称)「駅まちピクニック」としました。
事務所周辺のお弁当屋さんなどのテイクアウトできるお店で食事を購入し、
近くの雰囲気の良いまちなかの場所で食事をするというものです。

今回は、しぶ茶屋売店の弁当@今山東側参道の階段というコースです。

しぶ茶屋さんは、幸町商店街の県道16号線沿いにあります。
300円と400円の二種類のお弁当が用意されており、ボリューム・栄養・味・価格の四拍子揃った弁当です。
おばちゃんから具の説明を受け、それぞれ中身が微妙に異なってる弁当を、わいわい言いながら購入します。

そして、今山の東側参道に移動し頂きました。
駅まちプロジェクト事務所から歩いて1分の場所なので、
飲み物は事務所からペットボトルと紙コップを持参し、
ささやかながらピクニック感を演出してみました(笑)

山下のアーケードを駆け抜けるランナーや、自転車の学生、お昼を食べに出てきている人など、
平日の商店街は意外といろんな人たちがいます。

結構楽しく、時間もあまりかからなかったので、今後気が向いたら続けて行こうと思います(笑)
駅周辺にお住まいの方、もしくは働いていらっしゃる方、
参加自由なので気が向いたら12時頃に事務所までお越し下さい。
駅周辺でテイクアウトできるお店、気持ちの良い場所など情報提供もお待ちしてます!

yamane

駅まちreport_01 開催しました


5月31日(金曜日)19:00〜、栄町の駅まちプロジェクト事務所にて「駅まちreport_01」を開催しました。
4月から東京、九州、東北地方と延岡駅周辺整備の参考になりそうな事例を視察して回っていますが、そこで得た情報を駅まち事務所のメンバーだけで抱えているのではなく、延岡の建築士会の方々とも情報を共有し、今後の議論の際に役立てられればと思いこの報告会を企画しました。

第1回目は練習と様子伺いの軽い気持ちで「3名くらい来て頂ければいいか!」「今週の金曜日にやってみようか!」と、数日前の企画、案内だったのですが、延岡の建築士会の方々の延岡駅に対する情熱は相変わらず熱く、急な案内にも関わらず当日は13名の方が来て下さいました。

今回の報告会では、「延岡駅周辺整備の概要説明」を10分行った後、東京周辺の事例3件について20分報告させて頂きました。その後、参加者からの質疑と意見交換会を30分行い、ちょうど1時間のプログラムとなりました。

「fab Café」「ツーリストインフォメーションYANESEN」については、このブログでも紹介させて頂きましたので、その内容を少し具体的な要素も添えて報告し、合わせて「town design café」の紹介もしました。

http://d.hatena.ne.jp/nobeoka-project/20130425/1366898044
http://d.hatena.ne.jp/nobeoka-project/20130513/1368397405

今回紹介したのは、どれも都会だから成功している大規模で手の届かないような事例ではなく、延岡でも真似出来そうな考え方、運営方針をもった事例です。

「fab café」や「town design café」は、小さな一つの空間を多機能に利用する、いわゆる「小さな複合施設的な空間」であり
「town design café」は、街の身近な魅力を自分たちで見つけて来てタウンボードに書き込む、そんな「情報発信の基地」となる存在であり、
「ツーリストインフォメーションYANESEN」は、立ち寄った観光客をただ通過させず、地域の人々に関わりをもたせ、観光客と地域の交流を生み出す「参加型まちづくりの 核 」 となる存在であり、
どれも、延岡でも取り入れられそうなスケールの運営方針をもった事例です。
これから、「のべおか駅まち」を考えていくうえで、何らかのヒントになれば良いなと思います。

今後、この「駅まちreport」は隔週、金曜日の19:00〜 計8回にわたって開催する予定です。

Hiromi-ENDO

延岡駅まちプロジェクト事務所開設_その2

先日ご紹介した「駅まちプロジェクト事務所」ですが、全ての備品がそろい、仕事が出来る環境になりました!
http://d.hatena.ne.jp/nobeoka-project/20130519/1368952110

さほどお金をかけずに良い雰囲気を作ることを目標とし、
床・壁・天井には手を加えず、家具の配置だけで場所をつくろうとしています。

「これぐらいなら、自分でもやれるかも」とまちの方々に思っていただき、空き店舗の使い方の事例の一つとなることを期待してます。
これまでWSや駅まち会議以外では、あまり外に出ることのなかった駅周辺の模型も常時置いてあります!

yamane

わいわいコンテナプロジェクト視察

佐賀市中心市街地のわいわいコンテナプロジェクトを見てきました。

中心市街地の空き屋や空き地となっていたところを活用し、芝生広場+コンテナを整備し市民の憩える場所を作り出しています。
車通りの少ない道に面して芝生広場を設け、そのなかに色や形の異なったコンテナが三つ配置されています。
「読書コンテナ」「コミュニティコンテナ」「チャレンジコンテナ」の三つです。

読書コンテナには、本、テーブルと自由に飲めるカフェセットが置いてあります。
有名雑誌から個人ではなかなか買わない珍しい雑誌まで幅広いラインナップが取りそろえてあります。
延岡市もそうですが、佐賀市も街中に本屋さんがありません。
ですので、このような図書館ほど固くない、ふらっと立ち読みができるような場所は求められているのかもしれません。

また読書コンテナは、佐賀市のクリーク(水路)に面しているので、くつろげる空間になっています。

チャレンジコンテナは、市民が期間限定でお店を出すことが出来るコンテナです。
「チャレンジショップ」→「店舗」という流れが一般的ですが、
佐賀市では「チャレンジコンテナ」→「チャレンジショップ」→「店舗」
という流れがあり、より段階的に開店までの流れをサポートできる仕組みになっています。
お店を構えたい人の入口として活躍しているようです。

コミュニティコンテナは、時間帯に寄っては、学校帰りの子どもの遊び場にもなり、
地元の方の音楽の練習場にもなったりと積極的に活用されているようです。

学校が終わる前に見学したので、子ども達はいませんでしが、
子ども達はコミュニティコンテナから外の芝生広場までを合わせて一体的にここで遊んでいるのだろうなと想像できます。
佐賀市の中心には自由に遊べる公園が少ないので、この芝生広場は子ども達にとって重要な空地なのでしょう。

また、どの街でもそうですが、新しい建物ができると、特に高齢者の方々は建物に入ることを躊躇されることが多いです。
ここでは、コンテナとコンテナの間の外部空間にデッキと植栽が施されており、
このデッキと植栽を入口(キッカケ)に今では、高齢者の方々も自然とコンテナ内に入ってこられているようです。

「芝生広場」や「読書コンテナ」は街に足りない物を補い、
「デッキ+植栽」や「チャレンジコンテナ」は街に係わる人の入口として機能しています。
小さな場所ですが様々工夫とアイデアを感じ、勉強になりました。

yamane