駅まちピクニック03

1週間ほど前になりますが、駅まちピクニック03をひっそり行いました。

場所はついに延岡駅前の噴水広場です。
今回もしぶ茶屋で400円のお弁当を購入し、夏の日差しをあびつつ駅前まで歩いていきました。
ピクニックシートは現在作成中なので、事務所から持ってきたダンボールを敷いて床に座りお弁当を頂きます。

「こんな使い方が駅前できたら良いよね」と話しながらピクニックしていたのですが、なんといっても、木陰が無いので暑いですw
もう少し影があれば延岡の長い夏でもより快適に外で活動できるかもしれません。
次回はおそらく夏本番にさしかかっている時期なので、影のある場所を探してみますw

yamane

駅まちプロジェクト事務所からみえる風景

こんにちは。乾久美子建築設計事務所の高柳です。このブログ初投稿です。
普段は東京の事務所で延岡のプロジェクトの作業を進めています。
今後ともよろしくお願いします。

いつもは東京の事務所と延岡の駅まちプロジェクト事務所とをSkypeを通して打合せをすることが多いのですが、先日は延岡に行っての打合せを行ってきました。駅まちプロジェクト事務所もずいぶんとまちの中でなじんできているようでうれしかったです。


入口には計画中の駅周辺計画の模型が飾られています。

子どもたちがガラスにべたっとくっついて模型を見ていたりするのだそうです。ガラス越しの、言葉は交わさないけれどもコミュニケーションが行われている、というのが重要だと思っています。外から見て「何かわからないけど、面白そう」「声をかけるほどではないけど、何かやってるみたい」と日常の中で思うことがすでに言葉にならないコミュニケーションがはじまっていることなのかなと思います。

またガラス越しの風景というのは、外から中の様子をみるだけでなく、中の人が外のまちの様子についてもより敏感になる面もあると思います。

駅まち事務所での打合せの合間にガラス越しに撮ったワンショット。

お話している姿がとても楽しそうで、いい雰囲気だなぁと思いました。何を話しているのだろうか、視線の先にある七夕祭りの飾りのことだろうか、と想像していました。閉じた空間ではなくてこのようにまちの中にあふれだすことで言葉を交わさずに、まちや人とのコミュニケーションがはじまるきっかけが増えていくのかなと思いました。

これから駅まち事務所の模型も計画の進行とともに進化(変化)していくと思います。
ぜひ一度見にきていただければうれしいです。

今後ともよろしくお願いします。

takayanagi

山下新店街の門前市

駅まちプロジェクト事務所にインターンで来ている九大3年の古園です。よろしくお願いします。延岡にはじめて来てから1週間、まちの方々に本当に良くしていただいています。ありがとうございます。

 先日は山下新天街の門前市に行ってきました。門前市は月一で開かれる催しものです。
店舗の外に机を出して仮設のお店が開かれていたり、市民活動団体のみなさんによるイベントなどが行われたりしています。食べ物や雑貨など、お店の商品はアーケード内の道に結構飛び出してきていて、立ち止まらずには進めません。休憩所のイスもいくつか設置されており、おばあちゃんたちが座っておしゃべりをしていたりします。

商店街の一角では、来週の七夕にむけてたくさんの子どもたちが七夕の飾り付けをしていました!
この七夕飾りはひとつひとつ子どもたちの手作りです。みんなそれぞれに短冊に願いごとを書いて、飾り付けていました。今山神社の入り口付近に飾ってあるようですので、商店街にいらしたかたはぜひ見てみてください。

商店街のごもくろ広場前では、子どもたちによる音楽の催し物をしていました。
迫力満点の和太鼓の演奏では子どもさんたちが真剣なまなざしで演奏している姿に感動しました。また、児童合唱団のみなさんは素敵な笑顔で七夕のハーモニーを奏でてくださり、心が洗われるようでした。

その日はイ・マエストリのみなさまもいらっしゃるということで、ひょっとこさんがお出迎えしてくれました。ひょっとこさんたちはキレの良い手さばき足さばきで愉快に商店街を踊り歩いていました。商店街を訪れた方々に近寄ってきてくれたり、カメラを構える方々に決めポーズしてくれたり、サービス精神旺盛なひょっとこさんたちでした。

商店街のなかではゆったりのんびりと時間が進んでいるようで、外から来た私にとっても居心地がとてもよかったです。このようなほっとする居場所ができているのは、何より延岡のまちの人々の魅力のおかげなのではないかと思いました。
来週の七夕まつりでも、市民団体のみなさんや商店街のみなさんよる催し物などがたくさんあるそうなので、とても楽しみにしています。

furuzono

駅まちreprt_03 開催しました!!

6/28(金)19::00から駅まちreport03を開催しました!!
今回は乾事務所の山根から、地方都市の公共施設の事例について報告しました。
一つは塩尻市の「えんぱーく」で、二つ目は佐賀市の「わいわいコンテナ」です。

まず「えんぱーく」についてですが、塩尻市は約6.7万人と延岡市の人口のちょうど半分くらいの規模の町です。
かつ東京まで電車で3時間、長野市まで1時間、松本まで16分と延岡市よりも激しい都市間競争にさらされています。

そのような町で、公共施設が非常に人気を博していること、さらにはそれが商業ではなく、居心地の良い公共空間を目的に市民が集まっていることが面白いところです。
「自分の居場所だ」といえるような公共空間があれば、日常的に人が利用する施設がつくれるということが分かります。
駅まちreport-03に参加した皆さんの中で「延岡で考えていることは間違っていないかもっ!!」という、ほのかな確信のようなものを共有できたような気がしました。

もう一つの「わいわいコンテナ」については、先日この日誌で紹介させていただきました。
http://d.hatena.ne.jp/nobeoka-project/20130525/1369472031
「わいわいコンテナ」の特徴は、まちなかの機能を調査し、不足している機能を補っているということ。
まちに関わりたい人の契機となる「入り口」機能を持っており、それらが非常に小さな空間で成し遂げられていることです。

ということで、最後に松下設計の森迫さんから、現在、延岡市のまちなかにある機能を調査した結果を報告して貰いました。

次回は七夕の時期に合わせて、駅まちreport_04を開催する予定です。

yamane

「ノベオカノマド」について

駅まちプロジェクトでは今…「駅からまちへ」→「まちから駅へ」という流れになってきています。

駅が完成するまでの間、市民の方のいろいろな活動は駅周辺の商店街の中でやっていけたら…という状況です。
それに対して駅周辺の商店街の方も市民活動を受け入れるような気運が高まりつつあります。

今回は、延岡市・駅周辺商店街・のべおか市民力市場などが協力して、延岡の夏の風物詩「第58回のべおか七夕まつり」の会場やその周辺の路上・空き地・空き店舗を開放してその中で市民活動プログラムが展開されることになりました。

のべおか市民力市場は、市民力市場の登録団体や駅まちワークショップに参加していた個人の方に対して「七夕への参加」を呼びかけ、応じた人達のコーディネート役を担いました。

結果、多種多様な25を超える市民活動プログラムが参加することになりました!
七夕まつりの調整は大詰めで、当日がとても楽しみです。


さて、この度、「多くの市民活動が商店街の中に入っていくその取り組みそのもの」に名前がつくと分かりやすくていいよね…ということで今回キチンと「名付け」する運びになりました。


ということで、延岡駅周辺整備事業に合わせ駅及び駅周辺の商店街において、多様で活発な市民活動が行われていく時の総称を

「ノベオカノマド

と名づけました。



この言葉には、以下の2つの意味があります。

1. 駅及び駅周辺の商店街で市民活動が行われることが、ゆくゆくは延岡全体が賑わっていく事への玄関口・「窓口」になっていくこと。

2. 「遊牧民ノマド」のように、市民団体や個人が既にある自分達の拠点にとどまらず、色々な時間・場所で活動を展開していくこと。

このような想いを込めました。



様々な市民活動団体・個人と色々なお話をしていく中で浮かび上がったイメージから名付けられ、皆さんの合意を経て「ノベオカノマド」が生まれました。

今回は「七夕まつり」×「ノベオカノマド」。次は何でしょうか?

イベントと一緒にやっていくだけではなく、将来的には日常的に市民活動が駅周辺のまちなかで展開できるようになっていけばイイな、と思っています。

今後とも「ノベオカノマド」をよろしくお願いします。

tanaka-yu

長浜バッティングセンター

出北方面に用事があり、そこから「まちなか循環バス」で帰ろうとバス停まで歩いてると、
長浜バッティングセンターという看板を見つけました。
町工場地帯から住宅地に変わる境目付近に建っています。

平日のお昼だったので人はいませんでしたが、開業35年で以前の喜楽湯同様、丁寧に建物を使われているので雰囲気良いです。
打席数は4つでソフトと軟式が選択できます。
僕は全く野球が得意ではありませんが、バスの時間まで20分ほどあったので、1回だけ挑戦しましたw

特別にピッチャー側からも撮影させて頂きました。
緩やかな勾配がありネットに囲われた半外部空間で、となりは住宅ですがその他三方は開いているので結構気持ち良いんですね。
バッティングセンターの打席よりも内側に入った事が無いので少し新鮮でした。バッティング以外の使い方も考えられそうな感じです。

建物内は卓球台・小さなカフェカウンター・ソファ・小さな漫画本棚があります。
以外と長時間過ごせそうですw

外観はバッティングセンターというよりは、ちいさなファミリーレストラン風です。

今回は時間がなかったのですが、
「長浜二丁目バス停」でバッティング+卓球で汗をながし → 「ヘルストピア前バス停」で軽く風呂に入り →「幸町バス停」で軽く飲んで帰る
という「まちなか循環バス」を使った遊びも楽しいかもしれません。

yamane

駅まちreport_02 開催しました

6月14日(金)19:00から「駅まちreport_02」を開催しました。
第2回目となる今回は、駅まちプロジェクト事務所について空き店舗活用の事例としての作り方やデザイン等の説明を行った後に、前回に引き続き東京周辺の事例を2件紹介しました。
1件目は先日このブログでも報告した「港区観光インフォメーションセンター」。
http://d.hatena.ne.jp/nobeoka-project/20130426

そして、もう1件は「自由が丘インフォメーションセンター」および周辺の街並み等についてです。
この2件は「観光案内」と「日常の情報発信(プラス観光)」という異なる性質をもつインフォメーションセンターですが、機能的なデザインや使い方を工夫することで省スペースでも十分な機能を果たすことができる事例です。
また、平日の昼間にお年寄りや子供連れの若いお母さん達で賑わう自由が丘の街並みを紹介することで、延岡で必要な空間について少し考えることができたかなと思います。

次回は6月28日(金)19:00から開催予定です。

morisako