駅で勉強する学生さん達

昨日の山根さんの日誌には、駅でくつろぐ子供の写真がありました。これをみていて、いろいろな駅で見かける「駅で勉強する学生さん達」の姿を思い出しました。

・・・というより、以前、内藤廣さんに「乾、徳山駅はいいよ!学生が駅で自習してるんだよ」と言われ、徳山駅まで見にいったのでした。徳山駅では駅舎上階のフリースペース(かつては商業的なテナントがはいっていたが、それらが撤退したので市が借り受けて市民に開放している)では、あちこちに学生が集まって電車の待ち時間を利用して宿題をこなしておりました。

そして一関駅。やはりここでも中学生が集まって自習をしている様子です。新幹線側の建物で、まちに開いた側でなくて落ち着いた場所になっているのが人気なのかもしれません。


私は10分おきに電車がくるような都市部で中高時代を過ごしたので駅でくつろぎながら自習をするイメージはなかったのですが、電車の本数が少ない場所では駅は図書館のように使われるのかもしれません。いずれにせよ、彼らのような若い人たちの存在はとても貴重で、駅の雰囲気がとてもよくなります。こうした学生は市民ワークショップに参加することが少ないのですが、彼らのようにサイレントなニーズも大切ですね。延岡駅も沢山の中高、そして大学生に利用されています。彼らに徳山駅や一関のように使ってもらえる場所になればなあと感じました。

ちなみに一関のまち側の待ち合いスペースはこんな感じです。テーブルが沢山あって、主に大人や観光客の方がくつろぐスペースになっています。ここがよく利用されていてすごくいい感じ。コーヒーを飲みにくる地元のおじさんもよく見かけます。好きな駅スペースのひとつです。

inui